犬で良いから傍において
あらすじ
第二の性がある世界に転生し、αとして生まれた主人公――百武綾子(ももたけ あやこ)は、勝ち確定人生を楽しみつくそうと考えていた。 そう、ある日、高校の教室で、ヒートを起こして強姦されかけているΩ――羽木柄令(はぎえ れい)に出会うまで。 羽木柄は綾子が前世楽しんでいたR18鬱BLゲームに登場するキャラクターの一人で、一年後に入学してくるゲーム主人公が羽木柄ルートに入った場合、羽木柄と関わった全てが消されてしまうことを思い出す。 もちろんそれは綾子も例外ではない。――順風満帆、出世して湯水のように得た金銭で推し作家を囲い自分のために創作してもらおうと考えていた綾子からしたら、羽木柄の存在は寝耳に水どころの騒ぎではなかった。 だがすぐに、ゲーム主人公が羽木柄に惹かれた理由を思い出す。Ωとして生まれ、Ωとして消費されつづけていた羽木柄の儚げで、守ってあげたいオーラ。それにゲーム主人公は惹かれたのだ。 つまり、羽木柄の高校生活が順風満帆であれば、ゲーム主人公は羽木柄に惹かれなくなるのでは?
ゲーム主人公を羽木柄ルートに行かせない為に、羽木柄を健やかに育てようとする綾子と、 そんな綾子に惹かれていく羽木柄のお話です。
オメガバース、ほんのりですが羽木柄が男性に犯されそうになる強姦描写(BL描写)などがありますが、最初だけです。 CPは綾子×羽木柄です。軽めの読み物にどうぞ。