夢のような物語にさよならを
あらすじ
宰相の娘ブランカは、誠実で人当たりの良い第三王子アルヴィンと親交を深めていた。 優しく真っ直ぐな好意を向けられながらも、「友人」という線引きを許してくれるアルヴィンはとても素敵な王子様だ。 けれど、そんなブランカの目に留まるのは、無礼で怠惰な護衛騎士ユドリムだった。 「チッ」 舌打ちはするし、口も態度もガラも悪い。 王子付きの騎士だというのに、あくびを隠そうともしない。 口を開けばブランカをバカにし、悪態ばかりのユドリムに、ブランカもつい言い返すようになって―― 気づけば、目で追っているのはユドリムの背中だった。
平民育ちの不遜な騎士と、品行方正な王子様。 正反対な二人の間で揺れるブランカが選ぶのは、『与えられた立場』か『自分で選ぶ未来』か。 自由を許された令嬢が、本当に欲しいものを選び取る恋の逆転物語。