悪役家で搾取される不憫長男ですが、王族の監察官が「ずっとお前を探していた」と唇を奪い監禁してきた
あらすじ
悪徳伯爵家の長男ユリウスは、家族の尻ぬぐいをしながら、王都救済院へ送る物資や施療院の薬をひそかに補填して生きていた。 見栄深い母、何も決めない父、頼ることに慣れた弟妹。 家の綻びを一人で縫い続けてきた彼の前に現れたのは、王家直属の特命監察官ルシアン・エーヴェル。しかも彼は、王の養子にして、この地へ復讐に来た男だった。
不正を暴かれ、伯爵家は取り潰し寸前。 証拠保全のためと称して、ユリウスはルシアンの管理下に置かれる。 逃げ場のない監視、冷たい視線、なのに時おり向けられる不可解な執着。 さらに、ルシアンの母へかつて薬を届けていたのが自分だと判明してから、彼の態度は決定的に変わりはじめる。
これは、家族に搾取され続けた不憫な長男が、復讐に来たはずの王家の養子に捕まり、静かに囲われていく物語。 じわじわ育つ関係、不憫受け、執着攻め、家族ざまあ要素あり。
R描写は後半です。 毎日更新です。