婚約破棄された令息、隻腕の傭兵にオレンジジュースで魔改造されました
「……あの日、あの洞窟でマティアスは死にました」 1000年に一度の神子に婚約者を奪われ、家を追われた元令息・マティアス。 生きるために傭兵の道を選んだはずが、たった数匹のゴブリンにボコボコにされ、無残な半死体となって洞窟の底へ突き落とさ…
あらすじ
「……あの日、あの洞窟でマティアスは死にました」
1000年に一度の神子に婚約者を奪われ、家を追われた元令息・マティアス。 生きるために傭兵の道を選んだはずが、たった数匹のゴブリンにボコボコにされ、無残な半死体となって洞窟の底へ突き落とされる。
死を待つだけだったマティアスの前に現れたのは、戦場で死を狩り続けてきた隻腕の傭兵・ガルド。 彼はマティアスを拾い、その無骨な手で「生きること」を教え始めた。
「お前が生きるのに、俺の許可は必要ない」
――王宮の甘い砂糖菓子のような日々とは比べ物にならない、血と汗がにじむ徹底した生存戦略。 死の淵から舞い戻った令息は、その術を学び自分自身の足で歩き始める。
誇りを捨て、 名を捨て、 愛を得る。
傭兵として生まれ変わった令息の、歪で純粋な溺愛成長物語。