宿敵の恋人たちは、真夜中の礼拝堂で愛を貪る――仮面の罵り合いを脱ぎ捨てて、密やかな蜜月に溺れる夜
あらすじ
「野蛮な方」「生意気な唇」。 夜会の中心で冷酷に罵り合う、宿敵同士のライオネル家とローゼンブルク家。 だが、視線が絡んだ一瞬、彼が指輪を回せば――それは秘密の「合図」。
誰もいない廃礼拝堂。重い扉が閉じた瞬間、宿敵の顔は消え、獣のような恋人が私を壁に押しつける。 侍女の呼び声が近づく背徳感の中、隠れて貪り合う熱い舌と、スカートの奥まで暴く指先。
(やだ……だめなのに……レオン、すごすぎて……っ♡)
夜が明ければまた敵同士。だからこそ、この暗闇では壊れるまで愛し合う。 罵倒の裏に隠された、あまりに淫らで一途な執着の記録。
※本作はpixivに投稿している短編の再録です。サイトの傾向に合わせてタイトルを調整しております。