嗤うゴブリン 〜孕みたがりの苗床に堕ちる洞窟〜
あらすじ
一人あたり二匹のゴブリンを倒してこい。 これは冒険者を志す者が必ず言われる言葉であり、冒険者を名乗るための試練でもある。 魔力を持たない動物を除いて考えた場合、ゴブリンは食物連鎖の底辺。これに勝てなければ話にならない。
しかし底辺であろうとも、歴としたモンスターである。小さな体躯でも単純な力だけなら人間族よりも強いのだ。 決して手強いモンスターではないが、それでもゴブリンを侮った者に勝利はない。 故に都合がよい相手なのである。冒険者の資質があるかを試すには。
だが、何事にも例外は起こり得る。
これは愚劣で残忍なゴブリンという種族に『例外』が誕生してしまう物語。
※この作品は過度に暴力的なシーンを含みます。グロテスクな表現も多少含まれるためご注意ください。