身代わり、要らなかったみたいです。
あらすじ
隣国に嫁いだエルネスティーヌ王女の盛大な結婚式に、花婿は姿を見せなかった。すっぽかしたとか他の女と逃げたとかではなく、三日前に死んでいたので。
「一応、今の国王は僕になったんですが……どうしましょう? そちらの国との同盟は維持したいのですが、いきなり花婿をチェンジするわけにはいきませんよね?」
衝撃の事実と提案を聞いて黙り込んだ花嫁には、代打の新国王・レオポルトにはとても打ち明けられない事情が一つ。
(噓でしょ!? そっちも代打を立てるなら、私がエルネスティーヌ姫の身代わりをする必要なかったじゃない! あの厳しい身代わり修業は何だったの!?)
――実は、彼女もまた、花嫁エルネスティーヌ姫の身代わりだったのだ。
ひょんなきっかけで出会った代打の花婿×身代わり花嫁の政略結婚ラブコメです。
※恋愛面はラブコメですが設定はややシリアス(戦争・死など要素あり) ※春短編企画参加作品です。