泣き虫小町~戦場へ消えたあなたと最後の七日間~
あらすじ
時は明治、貧しい農家の娘の小町は女郎屋に売られ、雀と名乗る。 戦争が始まり、浮足立つ世界を冷めた目で見つめる雀の前に、一人男との出会いがあった。 「お前を貸切ってやる」そう告げた無口な軍人は、雀を抱かずに夜を過ごす。 この男が死に向かうその日まで、限られた時間を共に過ごすうちに、互いの心は惹かれ合っていく。 「最後の女の本当の名を知りたい」 「……小町」 私の名は小町。あなたに私を刻んで欲しい。 「帰って来る、小町」 そう告げた男は去り、次に知らされたのは男の戦死だった。 不器用な男と、寂しがり屋の女郎の物語。 ・この作品の歴史は、あくまで創作です(事実と違う部分もあります) ・成人シーンはラスト付近のみで、☆をつけています。 ・人によっては、救いのない話になるかも知れません。