転生悪役令嬢ヴィエネッタ・アイスクリームは推しを推すのを諦めない
あらすじ
「えらいこっちゃーーー!!」 侯爵令嬢ヴィエネッタ・アイスクリームはある日気がついてしまった。 自分のいる世界が大好きだったR18系VR乙女ゲーム「Sweet Sweet Love So Sweet」略して「Sラブ」の世界に酷似しているということに。
アラフォーの救急救命士、餅川杏子(もちかわあんこ)、通称「あんころ餅」は、ゲームの推し・公爵令息フランツ・ブリュレとヒロインの男爵令嬢のRシーンをおかずに生ビールとチーズ鱈で一杯やるのに勝る幸福なしと断じていた(なんと、選ぶアイテムやルートによって、Rパターン数十通りなんやで!) 結婚どころか恋愛なんて無駄なことをしている時間があったら、一秒でもこの幸福に身を投じていたい。 筋金入りどころか、重量鉄骨が背中に一本入った、喪女of the 喪女。 そんなあんころ餅が、ゲーム内唯一無二の絶対的お邪魔虫、悪役令嬢のヴィエネッタとして転生してしまったのだ。
転生に気づいて程なく、シナリオ度外視で四方八方から好意を向けられるヴィエネッタ。 だが自己肯定感マイナス100%の脳みそでは中身が『あんころ餅』である自分が素敵な攻略対象たちに愛される事実がどうしても理解できない。 今世の推し、王太子ヴィルフリートは、ヴィエネッタが『アンコロの呪い』なるものにかかっていると思い、これを解呪しようと奮闘するが、当の本人はあんころ餅ごときに恋などおこがましいと全方向に全否定。 ヴィルフリートの気持ちは明後日の方向に放置して、今世でも推しを推すことを諦めたくないヴィエネッタは推しとヒロインをくっつけようと奮闘してしまう。 「ああ女神イネス様(ゲーム内の神)!今世も私に最高のオカズを!!」と祈るヴィエネッタ。 が、女神はヴィエネッタの意思など一ミリも汲んではくれないのであった。
エロは少なめ、しかしハードめ。 関西弁のとき口悪め。 設定ふんわり。 拘束などのドSなエロが苦手な方は本作はご遠慮ください。 ストーリーは定番・王道で特に新しい感じはありません。 登場人物のキャラの濃さを楽しみたいと思って書きました☆ 暇潰しにお読みいただけますと幸いです。