小さな呪縛に囚われて
あらすじ
「ジェイクは、好きとか、そういうのじゃないよ」
5年前。故郷の収穫祭の準備中、密かに恋心を抱いていた幼馴染のコニーがそう言うのを、たまたま聞いてしまった15歳のジェイク。 失恋した……と思ったのに、コニーはジェイクをそっとしておいてくれない。 距離を置こうと故郷を出て、革職人として働くことにしたジェイク。なのに頻繁に送られてくるコニーからの手紙に、ジェイクはかえって恋しさを募らせ、休みのたびに帰省する。 果ては、コニーまで故郷を出て、ジェイクの近くで暮らすことに。 あの呪いのような言葉のせいで自分の気持ちを伝えることもできず、それでもコニーから離れられず、無邪気なコニーに振り回され続けるジェイク。 理性をすり減らしながら彼女を見守り続けるという、拗らせの見本のような日々を送ることになってしまう。 そんなある日、ちょっとした出来事から、ジェイクは長年の我慢の限界を迎えてしまい……。
俺のことは好きじゃないはずなのに。 好きじゃないなら、俺はコニーの何なんだ?
ジェイクの、5年越しに拗らせ続けた恋はどうなるのか?
夏フェチ2025のテーマを見て思いついたお話です。ちんまりして天然小悪魔の女の子と、でかくて一途な三白眼の男の子の話を書きたくて。体格差が表現できてるか不安ですが……かるーく読んでいただけたらと思います。 番外編という名のふたりのその後の日常を、不定期に投稿しています。 ※2025/08/17 改題しました。旧タイトル「ジェイクの拗らせ事情」です。
「グラディス隊長」「ルジェール隊長」と同じ町カルディナが舞台ですが、登場人物はまったく被りません。単体でお楽しみ頂けます。