ごめん。もう逃がしてあげられない
あらすじ
魔導科学が発展したこの世界では、ごく少数の悪魔が人間に紛れて暮らしている。 悪魔は、これと決めたただ一人の人間に歪な執着と溺愛を向ける存在だ。 しかし、悪魔にそんな執愛を向けられる人間も、一筋縄ではいかないようで――
悪魔と人間の、“逃げられない“連作短編集。
●物語の設定上、決まった相手以外との行為を含みます
↓↓↓各話あらすじ↓↓↓
◇所長夢魔の青い劣情 魔導科学研究所の所長を務めるネロは、幸福の絶頂にあった。 十一歳年下の研究所員であるパティと、身も心も結ばれたからだ。 しかしそれまでは紆余曲折あって―― 『セフレ夢魔と両想いだったのが発覚したのに、求婚したら逃げられました』 https://novel18.syosetu.com/n2699jx/ の裏話。
◇大瑠璃姫の濁った執呪 幼馴染の侯爵・マハルベクとの婚姻を控えた王女ヴェロニカは“大瑠璃姫”と謳われる美姫だ。 幸福に満ちた彼女をある日悲劇が襲う。
◇臆病夢魔のささやかな勇気 魔導研究所に勤めるタッデオは、諦観とともに夢魔としての性質を受け入れていた。 そんなある日、天才的な魔導師であるジーナと出会ったことで、タッデオの歯車は大きく狂い始める。