あらすじ
静音さんは、クラスメートの祥子の母親。いつも犬の散歩のたびに、ふわっと笑って挨拶してくれる。
さっき、その人が、知らない男の手に身体を預けて、声を噛み殺しながら胸を揺らし、寸止めされて、自分から「お願い」と囁き、それから──全部、見てしまった。
俺はただ、仕切りのこっち側でスマホを握りしめながら、見ていた。
明日、教室に行って、俺はどんな顔で祥子に会えばいいのか──
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