『ほどき師』源蔵の療術 〜下町の女たちを疼かせる74歳の裏療治〜
あらすじ
——その男、鬼か仏か。
商店街の裏路地にひっそりと佇む、古びた民家の療術院――『指月療術院』。
そこには、“ほどき師”と呼ばれる74歳の老人、九条源蔵がいる。
整形外科でも治らない腰痛。 夫婦の冷え切った関係。 仕事と家庭に押し潰されそうな毎日。 誰にも言えない孤独と、女としての渇き。
源蔵は、そんな女たちの「凝り」を見抜き、節くれ立った指と異様なまでに鋭い洞察で、心と身体を少しずつ“ほどいて”いく。
だが、その施術はどこか危うい。
下町の夕暮れ。 線香の香り。 畳の軋む音。 事務的に微笑む受付の芳江。 そして、じっとこちらを見つめる看板猫のタマ。
町が黙認する、 日常のすぐ隣にある、小さな異界。
そこで女たちは、 別の疼きを覚えてしまう――。
『ほどき師』源蔵の療術 〜下町の女たちを疼かせる74歳の裏療治〜
これは、人生に疲れた女たちが、 “治療”の名のもとに、自分の奥底をほどかれ、救われていく物語。
一度その指に触れられれば、 もう以前の自分には戻れない。
……さあ、あなたも『ほどいて』もらいませんか?