痴漢に狙われた温泉旅行
夫の井上健太郎(43歳)と私は、久しぶりの夫婦旅行で新幹線に乗り込んだ。私の名前は恵、23歳の主婦だ。 車両の最後尾、3人掛けの席。窓際には夫が座り、私はその隣の中央席。後がいないのでシートを遠慮なく倒せる。 外は明るい午後の陽光が差し込み…
あらすじ
夫の井上健太郎(43歳)と私は、久しぶりの夫婦旅行で新幹線に乗り込んだ。私の名前は恵、23歳の主婦だ。 車両の最後尾、3人掛けの席。窓際には夫が座り、私はその隣の中央席。後がいないのでシートを遠慮なく倒せる。 外は明るい午後の陽光が差し込み、車内は穏やかな空気に包まれている。 私は膝丈より少し短めのミニスカートを履いていたので、冷房が効いた車内で寒さを感じ、膝にブランケットをかけた。夫は隣でスマホをいじりながら時折私に優しい笑顔を向けてくれる。幸せな時間のはずだった。 しかし、発車から数分ほど経った頃——。 通路側にはスーツ姿の初老の男性が静かに座ってきた。 ブランケットの下に、突然見知らぬ感触が忍び寄ってきた。通路側の男性の手だった。最初は太ももに軽く触れただけのように思えたけれど、徐々に大胆に動き、ミニスカートの裾をくぐり抜け、内腿を優しく、しかし確実に撫で上げてくる。 私は息を飲んだ。心臓が激しく鼓動する。夫はすぐ隣にいるのに、気づいていない。声を出せば夫に知られてしまう。恥ずかしさと恐怖、そして不思議な疼きが混じり合い、私はただ体を固くするしかなかった。 ブランケットの中で、痴漢の指はさらに深く……。