異世界で姉は聖女、じゃあ俺は?
あらすじ
『異世界で姉は聖女、俺は“星降る子”だった』
体調不良が続いていた会社員・湊(みなと)は、ある日突然異世界へ転移してしまう。
雪に閉ざされた辺境で倒れていたところを拾ってくれたのは、“灰狼”と恐れられる辺境騎士団長ノル。
無愛想で怖い。なのに何故か過保護。
しかも湊は、ノルのそばにいる時だけ原因不明の体調不良が和らいで――?
辺境で穏やかな日々を過ごしていたある日、王都から教会の使者が訪れる。
そこで湊は衝撃の事実を知る。
異世界へ来ていたのは、自分だけではなかった。
双子の姉・星奈(せな)は、“聖女”として王都で保護されていたのだ。
人々に愛される聖女の姉。
そして、“星降る子”と呼ばれた自分。
さらに教会には、“灰狼と星降る子”という古い伝承が残されていて――。
「渡さない」
そう言って湊を囲い込む辺境騎士団長と、自分の正体を知らないまま巻き込まれていく元会社員。
これは、聖女の双子の弟が、“たった一人の救世主”になるまでの物語。