壊したいほど好きだから、
あらすじ
保育園からずっと好きだった。 ただ、それだけだった。 宮原玲は誰にでも優しい。 怒らない。乱れない。嫌われない。 渚といるときは特に、壊れ物を扱うように丁寧に触れる。 でも本当は——閉じ込めたい。めちゃくちゃにしたい。自分以外の誰にも渡したくない。 その衝動を、玲はずっと別のところで発散してきた。
相良渚には過去がある。 男性が怖い。でも玲だけは怖くなかった。 事件が起きる前の、まだ綺麗だった頃の自分を知っている人だから。 同棲が決まった夜、渚は初めて打ち明ける。 怖くなくなりたい。玲のために、自分のために。 そして同棲初日、すべてが崩れた。 優しい彼と、動画の中の彼。 ——どっちが本物?
【注意書き】 本作品には以下の描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。 ∙ 直接な描写あり(世界観を崩さないため) ∙執着・独占欲の強いヒーロー ∙浮気・セフレ関係の描写 ∙性的トラウマを持つヒロインの描写 ∙性的暴力未遂の描写 ∙精神的に不安定な人物の描写 ∙重い展開が続きます。ハッピーエンドです。