欠陥令嬢と氷の魔術師 ─澱める熱に冷たい首輪を─
あらすじ
「公爵令嬢ともあろう方が、随分と安っぽいネズミに追い回されているのですね」
公爵令嬢ルミアは、魔力を体内に澱ませ、溜め込んでしまう欠陥を抱えていた。効率的な発散のため、夜ごと名もなき男たちと奔放な関係を続ける日々。そんな折に出会った、魔術師アルヴィス。彼の冷たい銀色の瞳で見下された瞬間、彼女は決意する。 ──この男を、何をしてでも手に入れたい。
しかし婚姻の申し入れはにべもなく拒まれる。縋り付くルミアに、アルヴィスは言い放った。
「高貴で美しいご令嬢が、こうして自分の出来の悪さに絶望しながら卑しく私を乞う姿を、この目にもっと焼き付けておきたくなった」
冷徹な魔術師と訳あり公爵令嬢の、歪な恋の物語。
※毎日21時すぎに更新 ※全10話 ※ヒーロー以外との関係あり