そんな加護はお断りします
あらすじ
辺境の街セイラントを拠点に生活する冒険者エリアスは、なりゆきで助けた自称「愛の伝道師」を名乗るおかしな妖精からよくわからない加護を授かってしまう。 「愛を知らない君に、プレゼント!」 そんな勝手な言葉とともに魔法をかけられたものの、何の加護を付けたのか説明もないまま妖精は姿を消してしまう。 それ以来、時折自分からほのかな香りが漂うようになった気がする。 スカーフで首元をかくしながら、辺境の街でその日暮らしを続けていた。
――そんなある日、ウォルグと出会う。
無愛想で寡黙なくせに、なぜかいつもエリアスを放っておかなくて。
自由気ままな冒険者が、放っておけない元騎士冒険者にじわじわ囲い込まれていく物語。