かつて負け側妃だった私に、見知らぬ赤面騎士が泣いて縋ってくる
あらすじ
新皇帝が即位し、帝国法により後宮に召し上げられた下っ端貴族のセラフィーネ。 女の園での寵争いに巻き込まれるも、皇帝レイヴァンは単身遷都し、ただの一度も現れない。 でも、主不在の後宮で、セラフィーネが心折れずにいられたのは皇帝からの恋文のおかげ。
会ったことすらないのにどうして? いつか陛下と――そう夢見るも、セラフィーネは無実の罪を問われて後宮を追放されることに。 もちろん陛下が助けてくれることなどなかった。
あんな恋文、信じた自分が馬鹿だった。 おめでたい自分には今日でさよならしよう。 だから、負け側妃は消えることにした。
――――はずが、1年後。 市井で働くセラフィーネの元に、様子のおかしい赤面騎士がやってきて……。