あなたはずっと、気付かなかった
あらすじ
僕の左手薬指には、不完全な『番(つがい)の証』がある。 幼すぎる日の過ちでつけられたその噛み跡は、僕のフェロモンを幼馴染のアルファ・静哉に限定し、あろうことか彼の「僕の匂いを感じる機能」を完全に遮断していた。
「俺、お前からは何も感じないんだよね」
発情期の熱に浮かされ、本能が彼を求めて泣き叫んでも、静哉が僕を抱きしめて熱を分かち合ってくれることは決してない。 残酷なまでの無関心に限界を迎えた僕は、極秘の新薬で「番の繋がり」を絶ち切る決意をする。
身を引き裂かれるような治療の痛みに寄り添い、ボロボロの僕を極上に甘やかしてくれたのは、もう一人の幼馴染・雅生だった。彼の深い愛情に触れ、僕は少しずつ過去の呪縛を手放していく。
※無関心だった元婚約者には、手遅れの後悔が待っています。 ※主人公はハッピーエンドになります。
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