あらすじ
「オオカミには気をつけなさい」――耳にタコができるほど言われてきたのに。
日食の7分間、男女二人きりで壺に閉じ込められる古風な儀式。
因縁の一匹狼・アンバー先輩と密室に送り込まれてしまったソルは、薬草の香りに当てられ、弱った「わんこ」のように甘えてくる先輩を愛でていた。
――けれど、太陽が欠け、闇が訪れた瞬間にすべてが逆転する。
「狼相手に狡いだなんて、褒め言葉だろ」
逃げ場のない7分間。牙を剥いた『送り狼』に、彼女は心も身体も暴かれていく。
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