この感情の名前を俺はまだ知りたくない
あらすじ
灰格 柘榴(かいかく ざくろ):高校三年生。金髪の不良。 燐 葉(りん よう):高校二年生。生徒会副会長も務める優等生。
葉は結婚詐欺師であった父親譲りの端正な顔だちをしていた。 幼いうちに母を亡くし、親戚の家に預けられた葉だったが、新しい家族にも、中学校にも、行き過ぎ美しさである容姿が引き起こす数々のトラブルのせいで、うまくなじめずにいた。だけどそこで落ち込んでばかりいる葉ではなかった。容姿を武器にして、苦しい家庭環境だっておくびにも出さず、優等生の仮面をかぶり、持ち前の反骨精神で世界に対して愚痴をこぼしながらも、必死に日々を生きていた。 これは、そんな葉に一目惚れした一人の不良生徒が、じわじわと距離を詰めて、最後は懐に飛び込んでくるまでを見守る物語。
R18は番外編です。