魔法の首輪 〜 研究室の先輩はSMクラブの女王様でした
あらすじ
大学三年生のハナには、誰にも言えない秘密がふたつある。ひとつは、研究室の先輩・ユカリに恋をしていること。もうひとつは――SMに、ずっと興味があること。
ある夜、こっそり覗いていたSMクラブのページで、ハナは見てしまった。黒のエナメルに身を包み、鞭を構える女王様。その垂れ目の微笑みは、いつも論文を直してくれる、優しいユカリ先輩そのものだった。
翌週、二人きりの研究室。震えながら画面を差し出したハナに、ユカリは「あちゃ〜、バレちゃったかぁ」と苦笑して、こう囁いた。
「いいよ。一緒にSMしよ? お金なんか要らないから」
週末、池袋西口。大きな黒いスーツケースを引いたユカリと、ラブホテルへ向かうハナ。
「ハナちゃんは今からニンゲンを辞めて、オモチャになっちゃうんだよぉ?」
鞭、ケイン、手枷、首輪、そして洗面器――。 マゾの体に刻まれていく、初めての痛みと、初めての絶頂。
でも、ほんとうの「魔法」は、すべてが終わった後、汗ばんだ素肌のユカリが、もう一度同じ首輪を差し出して、涙ぐみながらこう言った瞬間に、かけられたのだ――。
「これからも、私のオモチャでいてくれる?」
優しい先輩と、SMクラブの女王様。ふたつの顔を持つ女に堕とされていく。 百合×SM、一夜の調教譚。