亡国の王家の娘は皇弟の愛を受け取れない
あらすじ
荒れた領地の再興に奮闘する若き女性伯爵ジョゼット・リュミエールのもとに、領地経営を学ぶロジェという学生が訪れる。 ゴリ押しに負け、彼を屋敷に住まわせ、行動を共にすることになったジョゼット。 実は彼女は、帝国領になる前にこの地を治めていたバシュラール王国の王家の末裔だった。 ヴィルシア帝国の初代皇帝リオネルに一族を滅ぼされ、天涯孤独の身となっていた彼女は、明るくて人懐っこいロジェに惹かれていく。
「ジョゼットが領民を大事にするなら、ジョゼットのことは俺が大事にする」 「……なんだ、それ。プロポーズか?」 「ほんとだ。プロポーズだな!」
しかし彼は、一族を虐殺した男の息子だった――。
拙作『ツンデレ皇女は属国のワンコ系王太子の溺愛を疑っている』(4月7日配信開始予定)の電子書籍化記念スピンオフ第一弾。 この作品単体で問題なくお読みいただけます(むしろ本編キャラは出てきません)。 時系列だと書籍化作品の5年後の設定です。