醜いイグアナの子
あらすじ
バハムートと呼ばれる海獣が信仰されている世界で、バハムートはとうの昔に姿を消してしまっていた。バハムートと姿形が似ているが、何も力を持たない爬虫類のことを人々は『羽ナシ』と呼び忌避する世界。 ーーそんな世界にウミイグアナとして転生した俺は一人の青年と出会い、使い魔契約を交わした。青年は俺のマスターになった訳だけれども、何故だかめちゃくちゃ溺愛してくる。常に抱っこされてるし、俺がマスター以外に尻尾を振ろうもんなら・・・。 マスター以外にも双子の兄弟や、俺を神様と呼ぶ青年など、様々な人達と出会いを果たしアプローチを受けるが、その度にマスターの顔から表情が抜け落ちるのだから怖いもんだ。 おまけにウミイグアナにはないような角が生えてきたり、背中に違和感を覚えたりと身体の変化に戸惑うこともあるが、俺はウミイグアナとしての立場を気にせず、やりたいように生きていくことに決めた。