首輪の命令は、恋を知らない―獣人暗殺者は、女将軍を逃がさない―
あらすじ
「あんたの“好きにしろ”ってさ、俺のこと好きってことだよな」 命令に従うだけのはずの男が、そう言った。 将軍クレハと、首輪に縛られた獣人――ジュノ。 命じれば必ず従う、絶対服従の関係。 ――そのはずだった。 「綺麗だ」 かつて、クレハがただ一度だけ口にした言葉。 それがすべての始まりだった。 その一言に、ジュノは執着した。 従うためではなく、そばにいるために。 触れられるたびに乱れる呼吸。 拒絶の言葉とは裏腹に、応えてしまう身体。 「……全部、知りたい。あんたのこと」 それは服従ではなく、執着。 そして気づく。 命じているはずの自分の方が、 先に抗えなくなっていることに。 「……やめるな」 それは命令ではなく、ただの願いだった。 主と従者の関係は歪み、 やがて互いを逃がさない執着へと変わっていく――。 命令では縛れない恋を知ってしまった、二人の物語。※シリアス主従(猫獣人暗殺者×女将軍)の執着恋愛ストーリーです。 15話+エピローグで完結予定。全部投稿予約済みです。