とある家族の軌跡
――代々受け継がれた、狂気と美の血脈―― それはとある一族が秘密裏に、まるで神事のように受け継いできた、"家の女性を飼い犬と共有する"という狂っていながらも息を呑むほど美しいヒトと獣の関係の物語。 そんな家に嫁いだ育子は、結婚後間もなく夫の…
あらすじ
――代々受け継がれた、狂気と美の血脈―― それはとある一族が秘密裏に、まるで神事のように受け継いできた、“家の女性を飼い犬と共有する"という狂っていながらも息を呑むほど美しいヒトと獣の関係の物語。 そんな家に嫁いだ育子は、結婚後間もなく夫の染太郎からその真実を知らされて混乱してしまうが葛藤の末にやがて愛する夫の願いを聞き入れてしまう。 初めは愛する夫の切実な願いに応えるために飼い犬のマルを受け入れた育子だったが一度味わった獣の熱と、瘤が子宮を塞ぐ圧倒的な充足感は彼女の身体と心を確実に不可逆的に変えていった。
やがて、“夫のため"だったはずの行為は、“雌としての本能"に取って代わられ、育子は自ら進んで四つん這いになり、飼い犬にマウントをされながら"孕ませて"と鳴くようになる。
それは、ヒトの愛と獣の本能が交錯し、夫婦の絆が最も歪んだ形で結ばれる狂気の、そしてあまりにも美しい一つの家族の物語。