亡き姉の婚約者を婿に迎えましたが、元エリート騎士なのに言葉がまっったく足りません!
女領主エステラは、十歳の頃に両親を事故で亡くし、年の離れた姉カーラに育てられた。しかし最愛の姉も、二年前に病で亡くなってしまう。 記録的な不作により、領地は冬を越せるかどうかの瀬戸際にあった。そんなある日、エステラのもとに「カーラの婚約者」…
あらすじ
女領主エステラは、十歳の頃に両親を事故で亡くし、年の離れた姉カーラに育てられた。しかし最愛の姉も、二年前に病で亡くなってしまう。 記録的な不作により、領地は冬を越せるかどうかの瀬戸際にあった。そんなある日、エステラのもとに「カーラの婚約者」だと名乗る男が現れる。 男の名はメルヴィン。 二十三歳という若さで騎士団長の副官を務めていたという彼は、多額の持参金を携えていた。 カーラが亡くなっていると知ったメルヴィンは、持参金を引き上げるどころか「あなたが家を継いだのなら、俺はあなたの婿になる」と告げる。 領民を飢えさせるわけにはいかないエステラは、背に腹は代えられず、姉の代わりにメルヴィンとの結婚を受け入れる。 しかし、夫となったメルヴィンは顔立ちこそ良いものの、あまり話さず、表情も常に真顔。婚姻手続きのあともどこか会話が噛み合わず、エステラは戸惑うばかりだった。 ◆性描写回には※あり