弟だと思っていた存在が人間じゃなくて、気に入られた結果逃げられなくなった
あらすじ
30XX年。地球は地球外生命体に支配され、人間は“狩られる側”となっていた。そんな世界で、俺には守るべき家族がいた。―弟だ。恐怖に怯える小さな体を守りながら、生き延びてきた。だがある日、すべてが崩れる。 「兄ちゃん、家族になろう」 そう言って微笑んだ“弟”の正体は、人間を狩る側の存在だった。気がつけば、俺は見知らぬ場所に連れてこられていて― なぜか、異様なほど優しく“飼われている”。逃げたいのに逃げられない。拒絶しても、離してくれない。 「大丈夫。ちゃんと大事にするから」これは、世界が終わった後で始まる、逃げ場のない“家族ごっこ”から始まる話