会うたびに、貴方が危ない
あらすじ
彼女は伯爵令嬢の身代わりになって、海を渡り大国の王宮へと向かった。王弟の見合いの場として用意された舞踏会で、彼の素行を調べてほしいと伯爵から言われたからだ。王弟の評判は悪く、舞踏会の間も女性と庭でいちゃつく始末だった。後は祖国に帰るだけとなった彼女の前に、一人の男性が現れる。彼は大量に酒を飲まされ、媚薬をもられて、兵士に追われているという三重苦だった。彼女は心から同情し、解決案を提示すると、耐え続けていた彼の顔がひきつった。
「⋯⋯自分でしろと?」 「私は目を閉じて耳を塞いでいるから、どうぞ⁉」 「どうぞじゃねえ!」
プライドを砕かれながらも、色々とくじけないSっ気ありの男と無自覚に彼の心を折る令嬢の、恋の始まりのお話。
※R18シーンが多めです。タグに注意。