その愛称になるまでに
あらすじ
女騎士テレサ=ウォーレン、27歳。顔普通、身長高め、腹は六つに割れている。騎士団に入団して今年で早十年、そんなテレサは大変に悩んでいた。 どうやって処女を捨てるかで。 そこに声をかけてきたのが同期のリチャード=ベイル、顔良し頭良し体型体格良し、ついでに声も良しというほぼ完璧人間だった。 そんなリチャードが持ちかけてくる。 捨てたいのならば有り難く頂く、最近溜まっていて抜きたいがただで中出しできるなら願ってもない、と。 直截すぎる言葉に殴りたくなるが、テレサはそこで考え直した。これは互いの利害が一致した奇跡の瞬間だと。 そして大人の取引は成立した。 多くは望まない。利害が一致しただけだから。無駄な駆け引きやロマンスなど皆無。ベッドの上なのに訓練組手さながら、所により装備認定会議の様相を呈するテレサの初体験は、最終的に「利害が一致しただけなのにどうしてこうなった」という結末を迎える。
※2020年12月31日本編完結済み。番外編を不定期で更新中。