おまたせしました、番さま
あらすじ
フィーナはこの日、待ちに待った20歳の誕生日をむかえる。 人間ながら大きな魔力をもつ彼女は、15歳のときにすでに羆の獣人・将軍ゲオルグに番として見初められていた。フィーナ自身も彼を受け入れたい気持ちだったのだが、人間の魔力持ちは、20歳でようやく受けられる魂染の儀式を終えるまで処女をまもらなければいけない決まりがあった。 ようやく魂染に至り、これで身も心もゲオルグのものになれる! それがうれしくて彼のもとへと駆けつけたはいいが、フィーナは知らなかったのだ。……37年も童貞でい続けたばかりでなく、フィーナの成人まで5年も我慢させられていた獣人(オッサン)の劣情を。 しかも、生真面目すぎるオッサンのとある誓いのせいで、この先さらに3ヶ月も我慢を強いられることになることを。 はやく本当の番にして欲しいのに、オッサンに距離をとられて落ち込む女の子と、大人として接したいのに箍が外れそうになるオッサンの痩せ我慢……からの逆襲の物語。 ※藤原いつかさん主催の企画『R18卒業文集2020』参加作品。 ※魔法のiらんど様にも掲載しておりますが、レイティングが異なる上、内容も一部変更しております。