あらすじ
処女のまま、妊娠した。
二ヶ月止まった生理。
吐き気、胸の張り、眠気。
検査結果は陽性。
でも私は、誰とも寝ていない。
男に触れられたことすらない、二十七歳の処女だった。
思い当たるのは、毎晩弟が作ってくれるホットミルクだけ。
飲むと必ず記憶が途切れ、朝には下着が替わっている。
「姉ちゃん、産婦人科行こう」
優しく微笑む弟は、私より先に妊娠を知っていた。
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