銀狼公爵の十年執愛~男装して潜入した騎士団で、年下の幼馴染に囚われていく~
諦めたはずの初恋だった。 魔性の証と忌まれる金色の瞳を持つ伯爵令嬢マリオン。 彼女には、銀髪と菫色の瞳を持つ二つ年下の幼馴染リュシアンがいた。 結婚を約束した二人だったが、十二歳のときマリオンは、七十の老侯爵との政略結婚のため修道院へ送られ…
あらすじ
諦めたはずの初恋だった。 魔性の証と忌まれる金色の瞳を持つ伯爵令嬢マリオン。 彼女には、銀髪と菫色の瞳を持つ二つ年下の幼馴染リュシアンがいた。 結婚を約束した二人だったが、十二歳のときマリオンは、七十の老侯爵との政略結婚のため修道院へ送られ、離ればなれになる。
そして十年後。 夫の死後、失踪した弟の身代わりとして男装し、近衛騎士団へ入団したマリオンを待っていたのは――
「新兵。君は私の直属だ。訓練も、生活も、その肌の傷一つまで私が管理する……いいな?」 かつての少年は、敵軍から『銀狼』と恐れられる副団長へと成長していた。 正体を隠して騎士として生きようとするマリオン。 そんな彼女を、リュシアンは執拗なまでに守り囲い込み独占しようとする。 王宮を巡る陰謀と、マリオンの瞳に隠された秘密が明らかになったとき、二人の運命は大きく動き始める。