霧島探偵事務所の永久債権 ~高潔な資産個体たちは、業務報告で自らを肉便器と定義する~
あらすじ
かつて、そこには論理と正義があった。 知的な探偵・霧島麗奈が主宰する事務所は、迷える依頼人たちの救いとなる場所だった。 だが、圧倒的な熱量と剛腕を持つ一人の男――ご主人様が現れたその日から、事務所の定義は根底から書き換えられた。 一人、また一人と、社会の頂点にいた高潔な女性たちが、ご主人様の雄の質量の前に屈していく。冷徹な探偵、肉感的な助手、正義の警官、不敗の弁護士、孤高の軍人、そして名門の令嬢……。 認識阻害と常識改変により、彼女たちは自らに刻まれた金製ピアスと所有のタトゥーを愛撫しながら、かつて知性を誇った指先で、自らの堕落を業務報告として綴り始める。 「永久債権」として所有される悦びを論理的に正当化し、競い合うように新たな資産を事務所へと連れてくる。 これは、高潔な資産個体たちが、自らを肉便器と定義していく、倒錯の連鎖記録である。 ご主人様の城と化した探偵事務所で、守られ、愛でられる彼女たちの価値は指数関数的に増幅され続ける…。