あらすじ
誰に使われても誰に汚されても、私は黙って受け入れる。
──けれど私は、あなたの足音だけを待つようになった。
人間なら汚物と呼ぶものも、便器の私にはあなたがここに居た跡だった。
流されたくない。
忘れられたくない。
満たされて、詰まりたい。
白い便器がただ一人を愛してしまった、陶器純愛。
私は、あなたを待つために白かった。
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