私が幸せにしても構いませんよね? ~転生令嬢は推しを光堕ちさせたい!~
あらすじ
――始まってしまった。 伯爵令嬢のアイリスは目の前で行われている婚約破棄の場面をじっと見つめる。 アイリスは知っている。目の前で断罪され、婚約破棄を言い渡されている公爵子息シグルドが、やがて全てを憎み、世界に君臨する『悪役』へと堕ちていく未来を。 アイリスが前世のことを思い出したのは、幼い頃、雪の降る夜のことだった。その日、死にかけていたアイリスを、『未来視』という力を使って助けてくれたのが前世の推しでもあるシグルドである。 それからずっとアイリスはシグルドの力になれる時を探していた。そして恐らく、今がその時だろう。 そう――これから先、坂を転がりおちるように不幸になって苦しんで悪堕ちしていくシグルドを、アイリスが救っていくことが、一番の恩返しになるはずである。 推しを幸せにして自分も幸せ! 推しの光堕ちを目指して奮闘しつつも運命の強制力のせいで色々上手く行かないアイリスと、 未来予知という能力を失ってしまったシグルドが、アイリスとの契約婚約期間を経て、また能力を取り戻して幸せになるまでのお話です。
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