ディストピア最下層に落とされましたが、 古代魔道具で有能イケメンたちをバグらせます! 〜魅了(えっちな術)しか使えないけど「普通の生活」がしたい〜
あらすじ
愛玩奴隷として生まれたニコは、残虐な気質を持つ公爵令嬢に仕え、彼女の気まぐれひとつで生死が左右される生活を送っていた。それでもなんとか生き延びてこられたのは、姉のように慕う先輩奴隷ミレイユが陰で守ってくれていたからだ。 しかしある日、ミレイユがいわれのない罪で鞭打たれる。公爵令嬢は「助けてほしければ」と条件を突きつけ、得体の知れない魔道具を“ゴミ箱”へ捨ててくるよう命じる。 ニコは命令に従い、魔道具をゴミ箱へ投げ捨て――しかしその瞬間、背後から何者かに突き落とされる。ゴミ箱の先に繋がるのは廃棄区画。魔法国家アルケインドミナスの最下層、魔素が濃く淀む危険地帯である。ニコが目を覚ますと、不思議なことに生きており、自分の腕にバングルが装着されていることに気づく。バングルは王家の宝物庫にあった持ち出し禁止の古代魔道具(始源の魔法使いが作ったものとされるもの)で、回収のために執行官が現れる。その時、バングルが光を放ち、執行官は彼女を狂おしいほどに溺愛し始める。 ――“人を魅了する道具”この力を使えば、生き延びられる。 執行官、情報屋、聖騎士、王子…… 次々と魅了に落ちていく有能な男たちを利用しながら、ニコは“普通の生活”を手に入れるために奮闘する。