拾った青年は、優しいふりをして僕を囲う
あらすじ
住む場所を失った大学生・相澤恒一は、冷たい雨の夜に行き倒れかけたところを、見知らぬ男に拾われる。 助けてくれたのは、穏やかで理性的な年上の会社員・榊慎一郎。行くあてのない恒一に、榊は「次が決まるまででいい」と同居を提案する。
温かい食事、清潔な部屋、責めない言葉。 張りつめていた恒一は、少しずつ榊の優しさに救われ、甘えることを覚えていく。 けれど榊は、ただ親切なだけの男ではなかった。
恒一が他人に無防備でいることを嫌がり、外へ出ていこうとすればさりげなく逃げ道を塞ぎ、穏やかな顔のまま自分のそばへ囲い込んでいく。 守られているはずなのに、気づけば息が詰まるほど愛されていた。 それでも恒一は、榊の執着の奥にある不器用な愛情から目を逸らせなくなっていく。
これは、住む場所をなくした大学生が、優しいふりをした執着の強い年上男に拾われ、甘く重く囲われていく話。 溺愛・執着・年の差・同居のハッピーエンドBLです。