ワンナイトでいい、後腐れのない女になるから抱いてほしい
あらすじ
好きな人との後腐れのない思い出のワンナイトのつもりがその相手に溺愛され、ズブズブに愛されてしまう女の子のお話し。 【前日譚、短編涼介視点、後日譚の連載を亀更新ですが始めました】
恋愛もまともにしたことのない恋愛に奥手な大学生の星合あかりはステージに立ちベースを弾く美しい男リョウ(森屋涼介)に一瞬で恋に落ちた。友人絵美の幼馴染である琢磨がやっているというリョウの所属するバンドは、アマチュアながらメジャーデビューも囁かれるほどの実力と人気を誇り、リョウ自身もその整った顔立ちと魅力的な優しい笑顔で女性との噂が絶えないプレイボーイであった。そんなリョウと結ばれるわけもなく、あかりはその恋に何一つ期待はしていなかった。寧ろ、リョウのような派手な男性はあかりは大の苦手であり、あかりはリョウに出会い、恋をすることができただけで幸せだった。リョウを観客席から見つめ、リョウの作る曲を聴き、リョウを想うだけで十分だった。しかし、ある日絵美と居酒屋に飲みに行くと、そこには絵美の幼馴染であるタクマ、そしてリョウがいた。緊張で飲み過ぎたあかりは優しくリョウに介抱され、酔って気の大きくなったあかりは一度でいい、後腐れのない女になるから思い出にリョウに抱いてもらおうと、酔った勢いとその場の雰囲気に全力で乗り、無事想い人であるリョウとの夢のような一夜を過ごした。この思い出と共にこの先幸せに生きていけると思ったのだが……