梅雨はどこいった!
あらすじ
クラスメイトで友達の栗林夕蘭梨は、黙っていると端正な美少女だが、ころころ変わる表情や人好きのする明るさ、派手過ぎずお洒落な装いで、男子にも女子にも知り合いの多いやつだ。そんな栗林と俺、石屋國芳はなんの因果か高校から家への方向が同じで、1年の頃から一緒に帰ることがたびたびあった。 梅雨のさなかであるにもかかわらず、晴れわたる猛暑となったその日。「暑いよう」とグロッキーな栗林がうちに寄るが、いつもなら誰かしらいるはずの家族の姿はなく、エアコンのかかっていないリビングはサウナ状態。 渡したアイスは早々に溶けはじめ、栗林の太もも、胸元に垂れていく。両手の塞がった彼女に「拭いて拭いて」と言われて彼女の身体に触れていくうちに、俺たちの間には変な空気が流れはじめ……。