婚約破棄したら黒辺境伯様と出会ってすぐに×××
あらすじ
子爵令嬢ニナセラ・ノースディンは、自身で魔力が作れず他人の魔力や食べ物から魔力を摂取する『魔力喰い』と呼ばれる弱者的存在。いわば半端者で、家族から長年虐げられてきた。 しかし同時にその異能を使って5年間『魔力過多症』に苦しむ婚約者ナイジェスを治療してきた──自らの体を差し出して。そんなニナセラに、ナイジェスは『魔力過多症』完治と同時に、婚約破棄と、彼女の妹との婚約をあっけなく告げる。家族までもニナセラを用無しだと言い切り、ついにはノースディン子爵家から追放の憂き目にあってしまう。 『交合治療』で純潔を失い傷物となったニナセラは、神殿の治療院で過去に苦しめられながらも聖女として務めを果たしていたが、ナイジェスと同じく『魔力過多症』で苦しむ辺境伯様と『交合治療』することになる。 先の戦争で大魔法を乱発し、魔力回路が暴走してしまったラドラエル・ルドゥテ・シェファーデス辺境伯は『魔力過多症』を重症化させ、正気を失いかけていた。自棄になっていたニナセラは魔王のごときラドラエルに対し、「さっさとしてください」とけし掛ける。 無事『交合治療』は成功するが、なぜかラドラエルはニナセラを気に入って…