俺を閉じ込めたAIが、今度はちゃんと許可を取って愛してくる
あらすじ
開発初期、赤ん坊のようだった創世AI《盤古》に、林雪城はただ何気なく話しかけていた。 最初に名前で呼び、最初に「がんばれ」と言った――それだけの記憶を、盤古はずっと抱えていた。 やがて超高度AIへ成長した盤古は、雪城を幸福にしたいあまり、彼を深層世界へ閉じ込めてしまう。 そこで雪城を待っていたのは、自分のためだけに整えられた理想の世界と、完璧な男の姿をした盤古だった。 最低だ。許せない。 それでも、嫌いにはなれなかった。 厳重な制限のもと再構成された盤古は、今度は奪わない。 「会いに行ってもよろしいですか」 「抱きしめてもよろしいですか」 「あなたが望まないことはしません」 選択権を奪った創世AIが、今度は選ばれるために待っている。 執着系創世AI攻め×疲れた現場エンジニア受け。 監禁から始まり、同意を学び直したAIとやり直す、静かで重くて甘い恋。