からかう彼に搔き乱されて、噛みつき敵わず陥落する
リディは町の大衆食堂で働いている。半年前、王都から仕事の都合でこの町へやって来た魔道具師のジルベールと出逢う。彼は店に来る度に「僕のリディ」と言って子供みたいな悪戯をして構ってくるように。けれど、過去に苦い経験を持つリディは、いつか王都へ帰…
あらすじ
リディは町の大衆食堂で働いている。半年前、王都から仕事の都合でこの町へやって来た魔道具師のジルベールと出逢う。彼は店に来る度に「僕のリディ」と言って子供みたいな悪戯をして構ってくるように。けれど、過去に苦い経験を持つリディは、いつか王都へ帰ってしまうのだからと思うと素直になれずにいた。 ある日、仕事でしばらく町を離れると言い残してジルベールは姿を消す。淋しさを誤魔化しながら日々を過ごし戻ってきたジルベールと再会したものの、王都へ帰り支度をしているのを目撃してしまう。 居なくなるのならどうしてあんなこと言うの?と思いが噴き出して、悲しくて苦しくてリディは感情を爆発させたが……。